4/22 呟く

友人に借りたダニーハサウェイのライブアルバムを最近よく聴いている。ロック以外はあまり聴いて来なかったが、最近他のジャンルの音楽も聴いてみようという気になっている。それでハウスとかジャズとか色々聴いているが、ロックに特にハマっていた時期ほどはあまり熱中できていない。それはもちろんそれほど深く聴いてないし、有名な曲を何個か聴いてみただけというのもあるけれど、新しいものに手を出すエネルギーが減っているのを感じる。そういう傾向は年をとるにつれてあるものとはよくいうものの、俺はまだまだ若いし、1番には学びへの関心や人として強く生きることへのエネルギーのようなものを失いつつあることにあると思う。俺がロックにハマった時期は現実逃避という目的があったとはいえ、今と違ってもっと考えていたし強く生きようと努力はしていたはずだった。衰えや老いではなく、人としての劣化や堕落が原因なはず。最近読んだ本の中に、資本主義がもらした自由は人々に無力感と孤独感をもたらしたと書いてあった。そしてそこから抜け出し本当に自由になるには、自発的な行動による自己表現が必要だと。いまの生活はかなり受動的なものだ。自分から動かなくてはいけない。

そういえば最近日記らしい日記が書けていない。バーベキューの場所取りで近くになったサークルの人たちに対して感じたイライラとか感心した授業の話とか書くことはあったはずなのに、身内に話しただけで満足してしまう。それで人には話さないような内心のことばかり書いている。ブログを始めたきっかけは冬休みで話し相手がいない寂しさを紛らわすために書いてたようなものだけど、生活に応じてブログの中身も変わって行く。やはり人間と人生は周りの環境によって形作られるものだ。だから俺は自分の居場所を見つけたい。

充電器が壊れた時ほどのイライラというのもそうそうない。教科書やピックが見つからないのもなかなかうっとうしいけど、小刻みにフォンフォンと鳴るiPhoneの充電音は悪魔の呟きだ。

Danny Hathaway / What’s Going On

https://youtu.be/TM6OgiRrAnE

 

4/17 Take me out tonight

今年は春学期秋学期ともに水曜日は全休になった。必修もないしとりたい講義もとくになかったからだ。先日に引き続きアプリで色んな人たちとチャットをした。バイトの時間まで2人ほど何時間か喋った。1人はお互いのことについてなんでもないことを語ったが、もう1人はもう少し踏み込んだところまで喋った。彼は中国で生まれ育ったが、曽祖父は戦時中の日本兵士でありその国籍は日本にあるらしい。俺はそのことについて色々尋ね、彼としてのアイデンディティは日本と中国のどちらにあるのかを聞いた。正直自分でもそれはまだよくわからないらしいが、俺の生まれ育った中国に対してアイデンディティがあるんじゃないかという問いに対し、日本を母国、中国を故郷と感じていると言っていた。生まれというのは個人に対してどこまで付き纏うんだろう。俺は自分の生まれや家庭に対して憎しみを感じているし、ずっとそれを拒み続けて来た。今も自分の本当の居場所はいつか、どこかに存在するものだと信じている。しかし、彼が感じているようにアイデンディティと生まれは切り離せないものだとしたらそれを俺は受け入れることができるのか?アイデンディティの存在は人間にとって最も大切なものだと思う。その不在は耐えられるものではないし、その苦しみは充分に知っている。結局は世界のどこにもそれがなく、生まれにしかないのであれば必然的にそれと向き合わなければならない。憎しみの対象であり続けた姉、否定し続けた両親、今の俺を形成してきたわずかな貧困と環境。現実逃避がしたくなった時にはいつも音楽に逃げ場を見つけてきた。スミスやオアシスをはじめとした孤独や未来について歌う外国のロックがほとんどだった。そこは未知の世界でありながら、俺と同じようなことを感じている人がいるのだと居場所を見つけられたような気がした。自分の本当の居場所はどこか別の世界にあるのだと思えたし、大学に入って今の学部にいるのもその延長だ。生まれから逃げ続けた先に今があった。この道の先にはアイデンディティはないのか。労働者階級の人たちを見て、貧しさや育ちの悪さだけは自分の一部と受け入れることは出来たが、家族だけは受け入れられていない。大学二回になった今、ある程度将来を固く決めなければいけない時が迫ってきた。道を引き返して原点に戻るべきなんだろうか。だとしても、もう少し自分の居場所をどこかに探していたい。

 

There is a light that never goes out / The Smiths

https://youtu.be/siO6dkqidc4

 

4/14 優しさ

今日は雨が降っていた。雨が降っていたから家で過ごす、と言うわけでもなく俺は晴れでも休日に家に居るが、そう過ごした。昨日のサークルの疲れからから、7時に寝たのに10時に起きた。遅めの朝飯を食べて漫画やらネットを見つつグダグタしていると、コーチェラフェスティバルがライブ配信をやっていることを知った。出演アーティストを見たが好きな人は特に出ていなかったが、とりあえず興味があったウィーザーと最近よく名前を聞くビリーアイリッシュを見た。どちらもほとんど聴いたことがなかったし、知ってる曲もほぼなかったけど、まあ観てて面白かった。途中から見始めたウィーザーは締めの一曲にsay it ain’t soを演奏していて、観客のシンガロングも大きく結構興奮した。そこから20分近く待つと噂のビリーアイリッシュが登場した。随分と巷で騒がれている彼女は、観客の歓声も新人とは思えないくらいに大きく、また1人新しいポップスターの登場を証明した感じだった。あんなに堂々としたパフォーマンスを、俺より年下の子がするなんて凄く思いつつ、やはり嫉妬してしまった。音楽だけじゃなく、スポーツでもなんにしろ輝く年下の存在にはいつも羨ましく妬んでしまう。それより後のアーティストには特に興味もなかったのでYouTubeのたまっていた後で見るを消化した。pete dohertyのインタビューを見たが、字幕をつけていたがあまり理解できなかった。冬休みの間はそれほど英語を聞くことがなかったので、英語に慣れようと語学学習アプリをダウンロードして英語話者とチャットでもしようと決めた。それから数人の人たちとチャットをした。ほとんどの人とはあまり話しが盛り上がらなかったが、日本人の学生と音楽の話で盛り上がった。しばらくは英語でお互いチャットをしていたが、相手が俺が日本人であることに気づき、そこからは日本語でチャットをした。お互いの身の上話や音楽について4時から今まで、かなりの時間を話して過ごした。軽い気持ちでアプリをダウンロードしたがまさかこれほど親しくできる人と出会うとは思わなかった。結局英語学習の目的は果たせなかったけれど、なかなか楽しい時間だった。趣味がある人とならこうして何時間でも喋れるのに、どうして俺は他の人たちとは会話ができないんだろう。いや、趣味が合えばいくらでも話せるのは誰でもそうなんだろうけど。新しく見知った人やバイト先の人、昨日のサークルでも楽しくはあったがあまり会話には参加できなかった。常識が足りてないんだろう、地理や世間についての話となると途端に話せなくなってしまう。やはり外に出るってことが大切なんだろう。経験不足が会話に支障をきたしている。自分の好きなものについてしか喋れない、その上人が少ないジャンルばかりに手を伸ばしている、それがいけないのか。結局その子とはカカオトークのアカウントを教えてもらった。俺より3つも年下であったのに随分と知識も深く、なるほどなって思うこともあった。いままでいわゆるロックスターによく見られる、我が道を行くスタイルに対して俺は見た通りに他人のことを気にしない、ということに魅力があるとばかり思っていたんだんだけど、彼の発言に見解を改めさせられた。彼がいうには、俺の一番大切なものは自分という態度には、だからお前も自分を大切にしなきゃいけないんだというメッセージが隠されているとのことだった。優しさがあるからロックが好きなんだと。普段友人とは話せないようなこっぱずかしい音楽論ばかりお互い語り合えてなかなか楽しかった。一日中チャットで終わってしまった日だったけど、色々なことに気付けた。知ったかぶりだけはやめておこう。ある女の子と映画やアニメについて薄い知識で語って見たけど、相手も察したようで全く盛り上がらなかった。知ったかぶりなんてやっぱりバレるもんなんだ。

 

Search and Destroy / The Stooges

https://youtu.be/0nRJFsdUvqA

4/10 パソコン音痴

パソコンの整理と友人と交換するミックスCDを作っているとこんな時間になってしまった。俺の家にはパソコンは安いノートパソコン一台しかないんだけど、itunesに曲をたくさん入れたから重くなりすぎてほとんど使える状態じゃなかった。最近は移動時に音楽を聴くことがほとんどなくなったし、CDプレーヤーを買ってからは家ではiPhoneよりそれで曲をかけてたから、itunesからレンタルとダウンロードで済ませてるもの以外は消すことにした。普段はほとんどパソコンを使う機会がないので結構手間取ってしまい、ただ削除するだけでも1時間以上かかってしまった。シフトキーをうまく使えばすぐに終わるんだろうけど、アルバムを複数選択するときの範囲の設定がうまくできなかった。それだけじゃなく間違えて消したくないものを削除しちゃったり、ゴミ箱から戻したデータが何処にあるのか探すのに戸惑ってしまった。この知識のまま社会人になったら困るだろうな。とりあえずパソコンはめちゃくちゃ軽くなった。そんなこんなで苦労して厳選したものだけ残したんだけど、友人に借りたストーンズの巣ティッキーフィンガーを消してしまったことにさっき気がついた。iPhone上にだけある音楽データをitunesに移すことはできるんだろうか?iPhoneitunesを同期する時はパソコン側にスマホの曲情報を合わせてたから多分できないような気がする。一応明日にでも調べてみようと思うけど、結構気に入ってたアルバムだけにショック。ビートルズに比べてストーンズの中古ってなぜか高いから中々買う気にならないんだよな。だからいまだにそのスティッキーフィンガー以外のアルバムは聴いたことがない。ストーンズだけじゃなくて60年代と70年代のロックはあんまり聴いてない。一番盛り上がってた時期だし必聴って感じなんだろうけど、パンク以降のほうが好きでよく聴いてる。そろそろプログレやらモッズやらもちゃんと聴いてみようかな。ミックスCDは最近買ったアルバムと俺が昔好きだった曲から選んだ。ゲームミュージックからも2曲入れといた。それと今日聴いたコーネリアスのメローウェーブからあなたがいるならを入れた。そのアルバムが気に入ったからジョギングをサボって3回かけてしまった。明日は気持ち長めに走ることにする。

 

Cornelius / あなたがいるなら

https://youtu.be/Wr5f6hpYxmE

 

 

4/7 気持ち悪い

多分食あたりになった。昨日はバーベキューだったけど、心当たりがものすごくある。地面に落としたウィンナーを何個か食べたし、しいたけもちょっと生っぽかった。飲んでいたジュースに吸い殻が入れられてたからそれのせいかもしれない。いずれにせよ、春休み中で3回既に食あたりにかかってるから、だいたい予兆的なものはわかってる。お腹がぱんぱんになってきて、ちょっとした吐き気がする。げっぷも頻繁に出るし、食あたり中特有のキノコが腐ったみたいなものすごい硫黄臭がする。今日バイトあるっていうのが最悪。前当たった時も確かバイトに行ってた。偶然にも今日のシフトが被っている人はその時と同じ。クソみたいなジンクス。最低の春休み最終日でした。

 

The Libertines / What Katie Did

https://youtu.be/XhnK5zXOwL8

 

3/29 Please, Please, Please Let Me Get What I Want

近頃は履修登録や健康診断等々で学校へ行く機会がありほんのりと忙しかった。学校へは途中の駅から歩いていくことにしている。定期券は四月からの購入になるので、お金を節約するためとちょっとした気分転換のためだ。街から学校への道のりではいろんな人を目撃する。主に老人と外国人。たまに学生も見かけるがカップルだ。学内には三月上旬に比べて少しばかり人が多くなりつつある。2018年は沢山の人と出会ったがその中から関係が続いていく人はほとんどなく、その多くがその場の限りの短い時間で終わった。出会いだけではなく、別れもあった。四月に話しかけてくれた人たちはほとんど俺のコミュ力不足ゆえに会話が苦しくなり、話題もお互い合わないのもあって、自分から関わりを絶っていった。メンバーとのちょっとしたもつれがキッカケとなり、ツイッターで陰口をたたいていたことがバレてサークルを辞めていったクソ野郎もいた。そいつ自体は嫌いではなかったが、卑怯なやり口とネットだけで発揮される凶暴で卑屈な態度は許せなかった。落ち着いたイメージとかけ離れたネットで明らかになるその本性の違いが悲しかった。他のみんなも彼へのそれぞれの好き嫌いは違えど、この意見は一致していた。新学期になればまたたくさんの人たちに出会うことになるだろう。俺はその中から友人といえるような人と出会うことはできるのだろうか。俺のコミュ力が足りていないというのは、単純に会話が出来ないということではなく、自分が気に入った人物以外と会話ができないということを意味している。多分それはいままでの経験がもととなった何らかのバイアスがかかることによって、相手と自分が会話できるかどうか無意識的に決めつけていることに原因があるんだと思う。そのバイアスを払い去らなければならない。いつかどこかで、好きな人とだけ喋っていると自分の身内の殻の中だけでしか生きていけなくなると言っていた気がする。そしてその殻の中でしか生きていけない人物は今の俺のことだ。少なくとも今はやっていけていたとしても、いずれ社会に出たとしたらそこにはやはり色々な人がいて孤立してしまうのは明らかなことだ。独りは怖くない。しかし、同時に唯一無二の親友といったものや様々な人と関わりあうことによって生まれるたくさんの出来事への憧れもある。人生においてのイベントとは全て人との関わりあいから生まれる。意味のある生涯は人との関わりを多く持つこと、もしくはその全てを捨て去ることのどちらにしか存在しないんじゃないだろうか。その中間にそれは存在しない気がする。

 

The Smiths / Please, Please, Please Let Me Get What I Want

https://youtu.be/-T8R_VDTOYQ

 

3/24 ささやかな趣味

ブックオフオンラインが好きだ。中古cd屋で宝探しするのも悪くないけど、なんと言ってもオンラインだから在庫がたくさんある。そして無限に思える選択肢の中には、同じcdでも輸入盤か国内版か、リマスター版だったり再発盤でそれぞれの値段が違ってくる。それだけでなく時期によって値段も変わってくる。前まで200円だったものが1000円になってたり、またはその逆だったり。特にミスチルはその傾向が激しくて買うタイミングには慎重になるんだけれど、中々欲しいcdが安くならなくてよくモヤモヤとしたものだ。そしてそういった様々な要素を踏まえて自分の財布と相談しながら何を買うのか決める。これが何より楽しい。学生時代は月5000のお小遣い以内で出来るだけ多くのCDを買うために2時間近く長考したものだ。あの名盤は1000円だけどそれを我慢したら別のが3枚買える…でもめちゃくちゃ評判がいいし…そんなことを考えながらのジョギングはあっという間に過ぎていった。結局安い方を選ぶんだけど、それがあんまり良くなくて後悔したりほとんど聴かなかったりだとか、そういうことはよくあった。でも、そのおもちゃ屋で子供が何を買ってもらうか吟味するようなワクワク感が至福の時間だった。受験期にはお金を使うことも少なかったから5000円まで上限が広がりまさに夢のようなひと時だった。そして今、この前の日記で金欠と書いたが臨時収入で5000円を手に入れた。サークルでの合宿費はまだ不確定な部分も多いのでそれがある程度決まってからではあるけど、久々にブックオフオンラインを訪れることが出来そうだ。ストリーム全盛期の現代ではCDという形はどんどん廃れて行くけれど、ノエルギャラガーが言っていたようにお金を出して配信サイトから曲を「借りる」というより自分で曲を「所有」するということには意味があると思う。限られた範囲でアルバムを聴くからこそ、その中からその人の人生にとって大切なものも出てくる。深海、Queen is dead、Up the bracket、俺も沢山の宝物と出会えた。それに棚に並んだCDコレクションを眺めるのも良いし、歌詞カードやジャケットを手にアルバムを聴くのは楽しいものだ。

 

The Only Ones / Another Girl Another Planet

https://youtu.be/lKuc3faQAEs